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デジタル分のドタバタで一気にスケジュールに余裕がなくなったのだが、本当に追いつめ られない限りはやる気が出るまで何もしないという悪癖が出て、ようやく展示に向けた加工に 取りかかる。 計算高く小心者なので、手を付ける前には念のため最長の作業時間を想定してから 始めるのだが、たいていの場合は想定した時間より早く仕上がる。しかし世の中、何が 起こるかわからないのも事実で、稀に想定外の時間が掛かることもあり、そういうときは 火事場の馬鹿力的強引さで仕上げるのであるが、幸いにも今回はおよそ想定の6割程度で 済むことが判った。 スケジュールの組み方の巧拙の多くは時間のヨミにかかっているのだと思っているが、 一般的な話でいうなら楽観的な人間が作るスケジュールより、悲観的な人が作ったモノの 方がたいていの場合うまくいく気がする。それは小心とか大胆ということよりも、進行を把握 する上で、悲観的な人の方が数多くのリスクについて考えを及ぼすからなのではないかと 思う。「そんなことあるわけないよ」と思うより「もしかしたら…」が多い方が対応は早いと いうことだ。 かといって、すべてに悲観的で手が進まないのでは仕方がないので、最後の最後には とにかく進めてしまう勇気が必要なことも、これまた間違いない。
by ash1kg
| 2008-11-17 01:30
| 写真展
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