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稲垣雅彦写真展 「SURF and BEACH」
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西麻布のギャラリーEMで稲垣雅彦写真展「SURF and BEACH」を見てきた。
海、ビーチ、ハワイ、モノクロ、と好きなモノのオンパレードとなれば、見逃すわけにはいかない。

30枚の写真はフィルム、デジタルに関係なく、すべてデジタルネガを制作し、コンタクトプリントで作られていたのだが、目の前に精緻で美しいプリントを見せつけられてしまうと、デジタルネガから無理やり大伸ばしするよりも、ベタで作る方が良いのかなと迷いが出た。
コスト面では旧来のプロセス ―― フィルムで撮り、現像をし、引き伸ばす方が勝っているけれど、フィルムの行く末が極めてアヤシイ状況になった今となっては、どんな方法であっても別な方策があるに越したことはない。

酷い言い方をすれば写真というのはプリントされた紙が重要なのであって、プロセスはどうでも良い。経過は大切だが結果がすべてなのだ。
ただ、PCでデータを操作し、ネガを作ってコンタクトプリントを作るという一連の流れでは、プリント制作のいちばん楽しい部分がバッサリと切り落とされてしまうのも事実。
それでも目の前のプリントは本当にきれいで、僕は滅多に買うことのない写真集まで買ってしまった(デジタルネガ云々ではなく、純粋に僕の好きな風景が写しとられていたからだ)。


写真展とは一切関係のないところで僕が引っかかったのは、この制作手法の呼び名の「DGSM」。
「デジタル・ゼラチン・シルバー・モノクローム」の頭文字だそうだが、もうちょっと良い呼び名はないものなんだろうかねえ(ホントに関係ないところで今日もやたら引っかかってしまった)。

写真展は22日まで(日月休)。
http://www.takeuchi-studio.jp/gallery_em/
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by ash1kg | 2012-09-06 01:15 | 写真展感想
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影と光、記憶と個人的な記録
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