人気ブログランキング | 話題のタグを見る
Top
充実した4連休
充実した4連休_c0123210_2321680.jpg


週末の3連休に代休消化の1日を加えてちょっと贅沢に4連休していた。
とはいうものの、どこに行くわけでもなく、というより予定があってどこにも行けず、
都内をウロチョロしているだけで終わってしまった。





日曜日に設備を持った病院でMRI検査を受け、今日は肩を見て貰っているクリニックで
検査結果を基に診断と、4連休のうち2日が病院通いという情けなさである。オマケに
今日もリハビリで痛む肩を動かし、朝から悲鳴を上げていたのだから情けなさ倍増だ。

診断の結果、リハビリで肩の動きが正常になった後の手術の可能性は3割。
MRI検査の前には手術回避の可能性は1割程度だったわけだし、心配していた
関節の軟骨にも大きな損傷は見られなかったので(炎症はあったが軽度だった)から、
まあ良い方向であることは間違いない。関節包が柔軟さを取り戻せば、筋力強化で
治癒する感じもしなくもない。

だが腱が切れていることには変わりがなく、筋力維持を怠れば、またいつ痛み出しても
おかしくはないのだ。
「止まったら死ぬ」と、整形外科医からいささか大袈裟に脅されたのは20代の前半の
ことだったが、あれから20年経って予言が具体的に迫ってきた感じがする。

しばらく前、青山のギャラリーでロックスターの写真を見る機会があった。
壁に並んだ写真にはクラッシュが、ポール・ウェラーが、ピート・タウンシェンドが、
スプリングスティーンが写っていた。
もちろんその中にはミック・ジャガーとキース・リチャーズの写真もあった。

架かっていたのはローリング・ストーンズが「エモーショナル・レスキュー」を発表した
頃のもの。彼らが37歳の頃の写真だ。
彼らが29歳ですでに「メインストリートのならず者」を作っていたことを思うと、なんと
自分は怠惰に、何事も成し遂げないまま生きてきたモノかと呆然としてしまう。
現像したネガに写ったキースとロニー・ウッドの写真を眺めつつ、肩の痛みに右往左往する
自分に何とも言えない矮小さを感じたのであった。
by ash1kg | 2008-10-14 23:18 | 写真日記
<< NY2006 新宿三丁目 16:20 >>



影と光、記憶と個人的な記録
by ash1kg
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31