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週末の3連休に代休消化の1日を加えてちょっと贅沢に4連休していた。 とはいうものの、どこに行くわけでもなく、というより予定があってどこにも行けず、 都内をウロチョロしているだけで終わってしまった。 日曜日に設備を持った病院でMRI検査を受け、今日は肩を見て貰っているクリニックで 検査結果を基に診断と、4連休のうち2日が病院通いという情けなさである。オマケに 今日もリハビリで痛む肩を動かし、朝から悲鳴を上げていたのだから情けなさ倍増だ。 診断の結果、リハビリで肩の動きが正常になった後の手術の可能性は3割。 MRI検査の前には手術回避の可能性は1割程度だったわけだし、心配していた 関節の軟骨にも大きな損傷は見られなかったので(炎症はあったが軽度だった)から、 まあ良い方向であることは間違いない。関節包が柔軟さを取り戻せば、筋力強化で 治癒する感じもしなくもない。 だが腱が切れていることには変わりがなく、筋力維持を怠れば、またいつ痛み出しても おかしくはないのだ。 「止まったら死ぬ」と、整形外科医からいささか大袈裟に脅されたのは20代の前半の ことだったが、あれから20年経って予言が具体的に迫ってきた感じがする。 しばらく前、青山のギャラリーでロックスターの写真を見る機会があった。 壁に並んだ写真にはクラッシュが、ポール・ウェラーが、ピート・タウンシェンドが、 スプリングスティーンが写っていた。 もちろんその中にはミック・ジャガーとキース・リチャーズの写真もあった。 架かっていたのはローリング・ストーンズが「エモーショナル・レスキュー」を発表した 頃のもの。彼らが37歳の頃の写真だ。 彼らが29歳ですでに「メインストリートのならず者」を作っていたことを思うと、なんと 自分は怠惰に、何事も成し遂げないまま生きてきたモノかと呆然としてしまう。 現像したネガに写ったキースとロニー・ウッドの写真を眺めつつ、肩の痛みに右往左往する 自分に何とも言えない矮小さを感じたのであった。
by ash1kg
| 2008-10-14 23:18
| 写真日記
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