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手放してはじめて手に入るもの
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10月のはじめから写真に関するとある講座に加わらせてもらっている。
内容は極めて初歩的なのだが、学ぶところがすごく多い。

付かず離れずであるとはいえ、それなりに長く写真と写真の周辺的なところをウロウロとしているので、技術的なことでいえば無駄に多くの知識があり、半ば冗談で試したりでそれなりに経験もある。きちんと使いこなせているかどうかはかなり怪しいけれど、どれが奔流でどれが異端かぐらいのことはわかる。

中には「写真なんて自由だ」という人もいるかも知れないけれど、今日的なモノのほとんどはなにがしかの試みや失敗の積み重ねの上に成り立っているものなのだ。
そこをまるっきり無視していくら「自由だ」と言ってみたところで、それは浅薄な知識をもとにした誤解だろうし、結果としてできあがってくるモノもラッキー・パンチだ、フロックだと言われても仕方ない。
かく言う自分もまさにそう言われて当然の一人だった。

僕は写真について体系立てた勉強はしたことがない。習ったこともない。
今、出席している講座でもそういう写真史的なものは習っていない。
だが、実習するとても初歩的な作業の合間に講師の先生がぽつりぽつりと話す言葉の中にものすごく多くの発見がある。
自分の経験則で気付いたことがそれほど大ハズレだとは思っていなかったが、じゃあどうしてそうなのかという根拠は見つけられないままだった。証明手順がわからないまま答えが先に出てしまった数学の問題のように。

引伸機の使い方とか、フィルターの選び方のようなただの手続きのようなものは別として、それ以外については先入観に全部蓋をして講義を受けようと決めていた。普段のクセや思い込み、手順などもすべて知らないことにして、手取り足取り状態で教えてもらおうと。
そうして身を預けてみると自分が考えてきた原理や原則のようなものがまとっていたものが何なのか明確になった感じがしている。
透明のヴェールにペンキをかけられたように。

今日、これまでどうしても解決がつかなかった疑問の解決の糸口をみつけた。
この講座が終わるまでに一つの見解に達することができたら、と自分に期待している。
そうなったとき、僕の引き出しがまた一つ増えるはずだ。
しかもその引き出しには中身がしっかりと詰まっている。
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by ash1kg | 2011-10-15 23:57 | 写真日記
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