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新しい手法
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今月の初めから通っている講座の4回目。
まっさらな状態から写真の黎明期を追体験している。
そのなかで今まで試したこともなかった方法があることに気付いた。
タルボットやダゲールが恐らくやっていたであろう、非常にプリミティブな写真行為をトレースしてみると、思った以上に発見が多い。
そして、往時の彼らがどんなことを考えながら ―― あるいはどんな時間の使い方をしながら ―― 写真を作っていたのか、なんとなく想像することができる。
もちろん想像だから正確ではないだろうが、少なくとも彼らはゆったりとした時間の中で写真を作っていたはずだ。メモを取りながら、本を読みながら、お茶を楽しみながら、彼らは多くの失敗を繰り返したのだろう。

今日、確認の作業を繰り返した手法はある意味とても「今日的」だ。
機材にしても、技術にしても、手順にしても足りないモノばかりである。
だが、いつものようなあくせくとした切迫感がまるでなく、実にのんびりとしていた印象だけが残っている。
そののんびりとした感じが影響しているのか、できあがるモノも日頃の僕とは全然違うモノばかり。
違うモノに目が向き、じっくりと対峙することも珍しくない。
自分の作る写真が変わるタイミングなのかなという予感もあるが、その一方で引き出しが増えているという感覚もある。

僕は写真で何かを成し遂げようとはこれっぽっちも思っていないので、技術や手法を会得しても、それは単にトリビアルな要素が増えていくに過ぎない。
だが、必要に応じていちばん適しているモノをさっと引き出せるのはやはり快感だ。
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by ash1kg | 2011-10-23 01:10 | 写真日記
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影と光、記憶と個人的な記録
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