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走ることについて僕が語ることは多くはないということ
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早寝が功を奏して今朝は6時前に目が覚めて、久しぶりに箱根駅伝をスタートから観ることができた。

どうして走るのか。あんなに苦しいことをどうしてわざわざやるのか。
走るという行為は身近なところにりながら ―― 身近にあるだけに ―― どうして長い距離を好きこのんで走るのか、わからないという人は山登りと比べたら遙かに多いんだろうと思う(山登りはどれだけハードなのか想像が付かない人がほとんどだろう)。

村上春樹が『走ることについて僕が語ること』というエッセイ集を出しているが、かなり判りやすく書かれていても、やはり実際に走ってみなければわからないことがたくさんあると思うし、同時に走ってさえみればしごく簡単に理解することができるものであるとも思う。走るというのはそういうことなのだ。

僕はこれまで4回、フルマラソンに出て完走しているけれど、どれだけ頑張っても4時間半で走るのがやっとという僕のレベルでは、走ることは実に愉しい。
道具も要らず、制約もなく、ただ脚を進めれば前に進む。脚を止めれば止まる。
こんなにシンプルなスポーツもない。
しかしこれほどきつく、つらい競技もないとも思う。

以前、ホノルルマラソンに出たとき、スポンサーのナイキが出していたTシャツにはこう書かれていた。

「Looks like Heaven. Runs like Hell (見るは天国、走るは地獄)」

確かにその通りなのだ。
でもときどき、他のどんなスポーツよりも楽しい瞬間がある。だからやめられない。
僕が語れるのはそれぐらいのことしかない。

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駅伝というのはフルマラソンとはまるっきり違う競技です。
つらさは駅伝の方がはるかにツライ。
タスキリレーの地点で同じチームの人が待ってるわけだし、勝手にやめちゃうわけにもいかない。
肉体的にはもちろんですが、精神的にキツイですね。
それは自分以外の人の責任を自分が担うというキツさであることは間違いありません。
明日は復路。跳ねるように箱根の山を下りていく6区が実に面白いです。
早起きしてスタートから見なければ。

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追記
ナイキのTシャツに書かれていたキャッチコピーのような短文について、誤解されるかもしれないんで、蛇足ですが解説をしておきます。

”Looks like Heaven. Runs like Hell” は、察しの良い方はお気づきかも知れませんが、ハワイと走ることの両方にかかっています。
観光で来て、のんびり海や空を眺めてる分には天国だけど、走ったら地獄だよ、という意味と、(ホノルルマラソンを)走ることの両方から意味が取れるようになってます。
そしてどちらも実に正しいです(笑)。
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by ash1kg | 2012-01-02 23:35 | 写真日記
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