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「場」に名を付ける
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以前やっていたサイトを閉めて3~4年になるんだろうか。
あれこれ考えた結果、やはりブログだけでは収まりきらないもやもやが限界に来て、再び自分のサイトを開くべく、ちまちまと準備をしている。
ドメインも取ってあるし、あといくつかを整えれば晴れて公開の運びとなる。
今日は全然関係ない作業をしながらも、はてサイトの名前はどうしようかと、そればかりを考えていた。

以前のサイトは「So What?」という名前だった。
マイルス・デイヴィスの曲から引いたわけだが、「だからなんだよ?」という人をやや見下したような言い回しは、当時の僕の心境にはよくマッチしていた。

最初はまた同じ名前を使おうかなと思いつつ、それも何だか違う感じがして、さてどうしようかと考えているときに、そもそもなんでWEBサイトに名前を付けるんだろうと不思議に思って、あれこれと見て回ってみると、自分のWEBサイトに「名前」を付けるのは日本人に圧倒的に多い感じがした(特に統計を取ったわけではない)。

特に欧米では個人名をサイトに冠している人が多く、日本でも著名な人や芸能人などは自分の名前だけでやっている一方で、WEBサイトに名前を付けている人もちらほらと目にすることができる。
最初は日本のネット文化=匿名文化ということもあるのかもしれないと想像していたんだけれど、どうもこれは「場」に名前を付けたがる(名付けると落ち着く)傾向があるのかもしれない。

考えてみれば商売をしていない俳人や物書きなども昔から「◇◇庵」などと付けるのが大好きだったようだ。
建物自体のことをさすこともあるが、たいていは本来名付ける必要もない「場」に名付けていたようなフシもある。WEBサイトに名付けるというのも、これと同じようなものなのかもしれない。

前にならって、またジャズのアルバムタイトルや曲名からでも流用させてもらおうかとおもったのだけれど、ミュージシャンのアルバムタイトルや、本の作品名などはダイレクトに中身を指す名称であって、「場」を表すのとはちょっと違う感じでしっくりこない。
幸い「場」ということを頭に置いて考えていたら、具合の良いのを思いついたので、一件落着である。
たった1つの単語を探すのに丸一日かかってしまったというわけだが、名は体を表すとの例えもある。
疎かにはできないのだ。
by ash1kg | 2012-01-11 01:49 | 写真日記
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影と光、記憶と個人的な記録
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