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普通からは外れず、常識からはみ出す
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携帯をiPhoneに変えて、あっちこっちから「Instagramはやらねーのか」と急かされ、初めはやる気がなかったんだけれど、何か面白い使い途 ―― 他の人がやらないようなことを思いついたならやっても良いなと考えていた。
あれこれと考えた挙げ句、二つの写真の遊び方を思いついて、いまInstagramで2種類の写真を中心にアップを続けている。
一つは父から預かったアルバムに入っていた古い写真、もう一つはこれまでに撮った写真をトリミングして切り出した写真だ。

父の写真はおおよそ50年前のものが中心となっている。
50年と言えば過去が歴史に変わっていく途上ぐらいの頃合いにある。それを現代社会の最前線にある遊びに放り込む。時代的に隔絶した二つのものがどんなギャップを見せるのか、それとも意外にマッチするのか、興味があった。

トリミングはiPhoneならではの(iPhone以外では成立しない)ようなものは何かないだろうかと考えた末に思いついたものだ。
iPhoneの一つの特長は画面のきれいさだ。加工した実際の結果よりもきれいに表示されてしまう液晶のクセをズルく利用して、スナップした写真を極端にトリミングしたモノをアップすることにした。
モニターで見たら粗くてどうしようのないものもiPhoneなら見るに耐える。
元のサイズからしたら少なくとも75%は切り捨てるほどトリミングしているのである(ひどいモノは全体の1割ぐらいだけをトリミングして使っている)。
こんなむちゃくちゃなことはInstagramぐらいでしかできないだろう。

写真で「シリーズ」という言い方をすることがある。
ある一定の被写体を撮ったモノを指すことが多い。それは特定の人であったり、場所であったり、共通する何かであったり、一つのテーマに沿って撮られたモノだったり。
そういう意味では僕がやっている二つの写真群は「シリーズ」ではない。あくまで手法であり、スタンスだ。
でもこれも飽きるほど積み重ねればまた違った意味が付くのかもしれない。そんな予感がある。

目標は1枚の写真から5枚とかの画像を切り出して、それぞれをとりあえず成立するものに作ってしまうことだ。
反則といわれても、歴史の中で勝ったヤツはたいてい反則で勝ってるのだ。
気にしない気にしない。
by ash1kg | 2012-01-29 00:28 | 写真日記
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影と光、記憶と個人的な記録
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