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極寒の東京と平和の発明
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この冬の寒さは東京ですらなかなかのものである。
空気から滴が垂れてきそうな夏の暑さと比べたら冬の寒さなんて可愛いものだけれど、寒さが苦手な人にはこの寒さは堪えるだろうなあと思いつつ、今日はちょっとした用事で上野まで出かけてきた。

夕方、不忍池を通りかかって、夕焼けのきれいさに立ち止まって写真を数枚撮った。
池を渡ってくる空気は凍るように冷たかったけれど、どれだけ寒くなっても東京の空気にはピンと張り詰めたような緊張感や、切れるような鋭さはない。それはどことなく業務用の冷蔵庫を開いたときの冷気と似ている。
普段はそんなこと思わないけれど、今日はやけに東京の無機質さを感じた。

先日、テレビを見ていたら知らない科学者が出ていて、この先、地球がプチ氷河期に入るというようなことを言っていた。日本でも平均気温が何度だか下がって、シベリアだかどこだかと同じような気候になる可能性があるらしい。

氷河期にしろ、異常気象にしろ、史料を見ればそんなものはいくつでも見つかるわけで、現代社会がどれだけ科学が発達したといっても、別に大きな変化が起きなくなったわけではない。
どちらかといえば変化があることが普通で、何ごとも起きない方がどうかしているのかもしれないのだ。

もちろん今収穫できるような作物が育たなくなるとか、支障はいろいろあるのだろうけど、よもや天明・天保の大飢饉のようにその辺に餓死した死体がゴロゴロなんてことにはなるまい。
東京ドームのような耕作用ドームががんがん建てられ、内部の温度調節と照明用の電源は屋根の太陽光発電と発酵させた廃棄農作物で作ったエタノールで発電なんてことになるかもしれない。
必要は発明の母という格言もある。

いまだ平和が発明されないということは、平和は必要とされていないということなのだろうか、と書きながらまるっきり関係のないことを考えてしまった。
どうなんだろう。
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by ash1kg | 2012-01-31 23:55 | Daily Snap
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