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テストピース
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写真展を控え、月例が月2回にペースアップしている暗室道楽。
今日はペースも良く、5枚のプリントを仕上げる。
写真そのもののイメージもそうだが、何より「使える」プリントでなければ大きく伸ばす意味がない。
そんなわけでこの大雑把な性格にはとことん不向きな作業と承知の上で、今日からデータを
控えておくことにした。

5時間の暗闘後、オーナーのHさんにテストピースを持ち帰る旨、伝える。

「テストピースなんてどうするの?」
「いやー、下手くそはしっかり対策しないとイカンでしょー。で、研究用に」
「向かないからやめておきな」と言いたげな表情を見せつつ、Hさんが細江英光の話をしてくれた。

「細江さんってテストピースから何から、一切捨てずに保管してあるらしいよ。ネガもこれまでに
撮ったモノは全部通しナンバー打って保管してあるんだって。家族写真も全部」

僕は整理整頓には徹底的に向いていない。継続して記録・保管していく几帳面さなど持ち
合わせていないのだ。
細江センセがこれまでに撮った本数はいったい何万本になるのか。それをきっちり整理するなど
想像すらできない。

帰ろうとした矢先、Hさんが「これ研究用でしょ!」と言って、置き忘れていたテストピースを渡して
くれた。言った先から置き忘れているのでは、これから先、管理がどうなるかは推して知るべし。
無理と無茶の区別はついていると思ってきたが、案外区別できていないのかもしれない。うーん。
by ash1kg | 2008-09-14 01:57 | 写真日記
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影と光、記憶と個人的な記録
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